大内ダム

名称 大内ダム (おおうちだむ)
型式 ロックフィル
事業者 電源開発株式会社
堤高/堤頂長 102m/340m
所在地 福島県南会津郡下郷町大字大内字小野嶽  <位置情報>DamMaps             
河川 阿賀野川水系小野川
着手年/竣工年 1974/1991
施工者 間組・日本国土開発

 

電源開発㈱所有のダムのせいか、ダムの関連設備はダム湖に駐車場と案内看板があるのみ。

ダム提体や周りの景観のキレイさ、市街地から比較的近いことを考えれば、下流にある大内宿との関連で周辺環境整備を充実させても充分に観光資源として付加価値が付けられると思う。

 

大内ダムのすぐ下流には江戸時代の宿場「大内宿」があります。萱葺の建物が残っており、宿場内のそば屋「三沢屋」がおススメです。注文するなら「高遠そば」です。なんと箸を使わずネギですくって食べます。このそばの元祖は長野の高遠のそばで、会津藩主が長野から持ち帰り、広めたそうです。

 

大内ダムの近くには大川ダム(大内ダムの下部ダム)もありますので一緒に鑑賞することをおススメします。

 

ダムの堤頂から下を見ると一面タンポポが咲いていました。緑に覆われたロックフィルダムは結構ありますが、かなりキレイで気持ちがいいです。

ダム湖の名前は「大内調整池」

キレイですが名前は地味ですね~

駐車場やダム諸元の看板はこちらにあります。

ダム下には駐車場などの施設はなく、直下までは近づけません。

ダムの下部はこれ以上近づけません。

電源開発㈱の管理地になります。

下から見ると、「アースダムかな?」もしくは「公園かな?」なんて思うくらいの風景です。

 

洪水吐は自然越流式。写真はトンネルの吐口。

大内ダムは下郷発電所(揚水式)の上部ダム。

下部ダムは大内ダム。

 

ダム下流にある「大内宿」

GWや夏休みなどには観光客で大混雑だそうです。

私が行ったのは5月4日のGWでしたが、混雑を避けるため大内ダム側を経由して行きました。下流側からだと大内宿に入るまでに渋滞の列ができてしまうそうです。

これがおススメの三沢屋の「高遠そば」です。つけ汁の水分は大根おろしの水分のみを使用しているそうです。そばの聖地長野出身の私の中でも最上位にランクする美味しいそばでした。