宮ヶ瀬ダム

天端がとにかく広い。２００１年に竣工した新しいダムなので堤体もキレイで大きな公園といったダムサイトになっています。

堤高１５６ｍは重力式コンクリートダムとしては国内第２位の高さ。都市部からの近さも考えると、首都圏に一番身近な巨大ダムといってもいいかもしれない。

写真は常用洪水吐と減勢工。ダム下部は公園として整備されていて、県立愛川公園に隣接しており、休日には多くの人で混雑する。写真右側に人の姿が見えるが、このダムの巨大さがわかる。

インクラインを使ってケーブルカーでダム下部まで移動できます。このような設備を一般の人でも利用できるようになっているダムは少ないです。宮ヶ瀬ダムは地域に開かれた親しみやすいダムの代表格といえます。

ダム下部へはケーブルカーの他にエレベーターで降りることもできる。エレベーターからこのダム堤体内の通路を通って外に出る。

ダム手前の駐車場からダム天端まではキレイに整備されている。右側は広報施設「水とエネルギー館」で、ダムによくある資料館などのなかでは極めて充実した設備となっている。ダム鑑賞を始めてみようと考えている方にはおススメのダムです。「大きさ（＝迫力）、周辺環境整備、都市部からの距離・・・」すべてにおいて素晴らしいダムです。ダムカードも配付しています。